Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

2018-01-01から1年間の記事一覧

いつもなにかを探している気がする。それがあまりに抽象的なモノなので、名前すら分からない。でも、すごく大切な気がして、人ごみの中や街角で見渡してしまう。ソレを見つけられないことに対しての喪失感はなく、見つけられないことが分かっているのに探し…

川から海へと下る道に走る人がいる。それぞれのスピードでリズムで海へと向かう。すごく速く走る人もいれば、歩くより少し速いくらいの人もいる。別に歩いたって構わないと思う。そう、自分のリズムが大事なんだと。目的も違えばゴールも異なる。課題とテー…

駅へと向かう帰り道に橋の上から月が見えた。丸く穏やかな光が道を照らす。そういえば、月の輝き方は日によって異なる気がする。人は月を見て、それを違う場所にいる誰かも見てると思うと、なんだか不思議な気がする。遠く離れていてもどこかで繋がっている…

ひとつ屋根の下で12匹の猫と飼い主が暮らす。と、紹介されたテレビ番組を見る。お互いの距離を取って仲良く暮らす猫たち。人間だったらこうはいかないと思う。猫は社会的かつ理性的な生き物だと思う。 ​

30キロのタイムトライアル走をすると体中が軋むような筋肉痛になる。翌日、ゆっくり1時間走って疲れを抜く。走ることで疲れて、疲れを癒すために走る。一見矛盾しているようで、合理的な方法は近くて見えないことが多いするような気がする。 ​

業務用スーパーで格安の値段で外国製のソーセージ1kgを購入する。茹でて食べると、不味さより先にお腹が痛くなり、たまに冷蔵庫を開けて1つずつ食べるが、なかなか無くならず。忘れた頃に冷蔵庫で見かけるとカビが生えていたので、申し訳ないけど生ゴミとし…

乾いた空気と灰色の空から光が射すと、なにか救われたような気持ちになった。長袖のシャツの上にセーターを着ると、電車の中でのぼせそうになった。道を歩けば暑く、なにもしないと寒い。なかなか丁度いいのは難しい。日の陰りぐあいでもうすぐ冬なんだと実…

嵐の後の南風が黄金色のすすきを揺らす。同じ雲などないのだけれど、夏に厚く立体的だった雲は、秋にかけてちりぢりに薄く散らばっていった。肌に感じる湿度はだんだんと乾いていく。何ひとつ変わらないようで、日々の片隅でわずかずつ、それでいて確実に変…

30才になった時に友人にタバコを1つもらい、2回ふかして捨てる。タバコを吸う習慣も吸ったこともなく、吸う予定もないですが。吸ったこともないのに人にタバコはよくないと批判したり、話したりするのが前から嫌でした。少しふかしただけで何が分かるわけ…

大入りのおせんべいを買うと、最後の方はたいていはしけってしまう。食べるスピードが追い付かない。買い物をする時に考えて、大入りを買ってしまう。損して得取れとは言いますが、貧乏性なのでなかなか難しい。 ​

父いわく、僕の最大の長所はどんな状況でも怒らない、ことらしい。 ​

友達の住職が、こんなことを言っていた。自分では、自分のことは分からないものだよ。一言でまとめると、近すぎる。からなんだ。僕も確かにそう思う。自分で自分のことを分かろうとしても主観でしか見れない。自分という固有名詞である顔でさえ、鏡越しにし…

少し前に見た夢の話。ラーメンを食べに行く。ラーメンを頼むと、スープだけ出される。店の親父に麺がないんだけど、と言うと。うちはオプションで麺をオーダーしないと出さないんだよ。スープだけ完食して店を出る。起床して、腑に落ちなかったので昼にラー…

可愛いだけで、暮らしていける猫のような生き方をしたい。と家族に話すと100年早いと叱咤されました。 ​

筋トレ中にジムで過労死するかと思いました。ある意味、男らしい死に方なのかもしれません。情事の最中の腹上死、刑事の殉職、に次ぐ男らしい死に方だと思うのですが。きっと東京オリンピックまでに流行ると思います。と知人の女性に話すと。情事の最中に女…

インフルエンザの予防接種をしてもらう。シャツをまくり腕をあらわにすると。中年の看護師に、あらまぁ筋肉、マッチョさんね。医師、マッチョさんにする注射は難しいんだな。先生も10本位してあげたらいいじゃないですか。はい、マッチョさん終わり。マッチ…

年上の知人の女性に、家族円満の秘訣はと聞かれ。父はふにゃふにゃ、母はぷりぷり、猫はふわふわ、僕はむきむき、してるからかな。と答えると、あなたのむきむきは関係ないと思う、とあしらわれた。 ​

最近、思うこと。スポーツにおける勝負事には運とよばれる要素がある。紙一重の差で対局ががらりと変わったり、おおよそ起こらないようなことがあって勝敗が分かれたりもする。でもこの運によって勝ち負けが分かれるのは実力が拮抗していて、プレー中の見え…

風の流れにあわせた薄い雲の奥に月が煌々と輝いている。深い夜の空に黄金の月があった。月はどこにいても条件さえ揃えば見ることができて、違う場所にいながら共通の認識として確かめあうことができる。遠く離れて側にいる。目に見えもせず、触れることもで…

秋口になって長い雨が降り、晴れるとまだ蒸し暑く。それでもずいぶんと涼しくなって、クローゼットにしまってある長袖のシャツと半袖のシャツを交換する。着るものが変われば、心も変わるのだろうか。少しの変化でもなにか楽しいと思いたい。風を受けて舞う…

気が付くと一匹の雄ゴリラが家にいる。よく食べるし、トイレの世話も大変で、どういう経緯でゴリラがいるのか分からないけれど、世話はしなくてはいけないみたいで。ああ、なんで俺はゴリラなんて飼うことになったのか。と途方に暮れると目がさめる。父が最…

最近、思うこと。その人のコトが分かる、というのはおこがましいと思っている。自分のことだって満足に分かっていないから。朝起きて、その晩になにが食べたくなっているかだってよく分からない。気分がそんなに変わるのに、気持ちが変わらないなんてコトも…

雨がしんしんと降り、夜がだんだん濃くなっていく。雨のたびに外気は下がり、多毛の猫は目に輝きを取り戻し、もの欲しそうな瞳で空を見上げる。晴れの日に傘を干して、また雨に濡れる。そんな日がただ続いていく。いつも買う日用品はどこの店で買うのが、安…

働くことについて考えること。よい例え話かどうかは分かりませんが、船乗りは航海術を身に付けることで、船乗りになるわけではなく。海の怖さを知って、それでも航海に臨む気持ちを抱くことで、一人前の船乗りになると、ある人が言っていました。仕事も優れ…

鋼のように力強く、柳のようにしなやかに。考え抜いて行動するようで、人からはなにも考えていないように見える。水のようにすべてを受け入れているようで、風のようにうけ流すずるさがあっていいと、大人になって思うようになった。 ​

最近、思うこと。なんだかんだで僕は仕事が好きというか、働くことに向いている。と思います。トレーニングと同じで、単調で変わり映えもなく負荷のかかる作業を繰り返し続けるとこが、あまり苦にならないです。特別それが好きというわけでもないのですが。…

日の陰りに合わせて、並んだ二人の影はゆっくりのびた。日没の一瞬の輝きを何も言わずにただ見ていた。よく乾いた冬の空に星は浮かび、それを結んで星座をなぞった。二人の時間が重なるまでに、ずいぶんとあったけど。この世界の片隅で、巡り合わせてくれた…

もっと深く知ってほしい。肌に爪がくい込むほどに強く、抱きしめた。もう一度、名前を呼んで。名前を呼ぶと、嬉しそな顔で泣きだした。声を押し殺そうともせず、あなたはだんだん綺麗になる。小さい背中が震えた。何か話そうと、唇をくゆると。あなたの鳶色…

あなたの口からこぼれる言葉を手ですくいながら。これが朽ち果てた船舶の片なのか、その中で白日にさらされることなく深く眠る珠玉なのか。言葉の海であなたに浸かり、ゆっくり沈む。意識が白濁し、光が消えるころに思いだす。あの頃は言葉の真意より、寄り…

ねぇ、あなたって不思議な人ね。そんなことはないと思うけど。いい意味でかな。もちろん、なんだか他の人とは違う時間が流れてるみたい。君と染色体の数は同じだと思うから。たぶん、同じ様な時間が流れていると思うよ。時間というより、感性が違うと思うの…