Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

木や草は空に向かい、太陽を見つめてまっすぐ伸びる。花は色をつけ、虫が花粉を運ぶ。蝶は不規則に舞い、鳥は規則正しくそれを追いかける。確かなものなんて、この世界にはないだろうけど。目に移るモノが輝いて見える瞬間、なにかに感謝したくなる気持ちに…

みんな正しいことをしていると思う。ただ自分の正しさが、世間や社会とずれていたら、もしそれが悪い形で露見すれば犯罪になると思う。好きと嫌いは似ているとよく言われますが、善と悪の境目は紙一重だと思う。その時代によって倫理観というものも大きく変…

できの悪いロールパンを並べたような雲の群れが空に浮かぶ。見上げると空はずいぶんと青くなっていた。地平線に見える空はより淡い。花が散った後の木や草には生命がたぎっている。日は強く、よく雨も降った。風は強くそれらを揺らす。体で感じるものに答え…

夢を持って生きている訳ではないですが、目標や理想はいつもあって、それは常に現実に即している。なるべく実現しそうな小さい夢を現実になぞらえ、叶った時にはすぐに次のステップに移すようにしている。理想と現実に板挟みになるのは悩みの根源となるジレ…

某メーカーのこんにゃくをデザート感覚で食べられるK畑という商品がある。乳幼児の窒息事故が度々あり、都度メディアに取り上げられ販売中止、再開を繰り返す。さて餅はどうだろうか。K畑の何十倍も年間で窒息事故が多い。だが日本では本当に昔から餅が食さ…

人のことは評価しない。人は自分と違ったことを考え、やり方で働くのは当たり前だと思う。だから自分の物差しで人を測るのは筋違いだし、評価するのは自分の仕事ではない。人のことを他の人に話す時は、自分の思ったことを話す以上に、自分の話したことを相…

フルマラソン、ロードレースを支配する静寂、その中を流れるムード。何処までもシンプルな力試し、より速く走った者が勝者。テンションをコントロールして、戦略で駆け引きをする。大局的には長くはないが濃密な時間の中で、その瞬間に必要な力を使う。最後…

歩くこと、走ることが好きです。車や電車はガソリンや電気で走るが、体のエネルギーを使い息を切らし、前に進むのは本当に骨が折れる。ある意味において便利になり過ぎた世の中のアンチテーゼのような気もしないでもない。なにもしないと時間はいたずらに過…

今朝は気持ちのよい快晴で、帰宅時は横なぐりの雨がワイシャツの袖を濡らした。生ぬるい風が吹く、空は憂鬱な灰色で、なかなか暗くはならなかった。晴れだったり、雨だったり。1日のそんなに長くないその間に空はどれくらいの顔を見せるのか。勝ったり、負け…

肌を灼くような強い日差しを受け、海へと向かう道なりに歩いた。海面を日が照らし、子どもは波の寄せるところに素足を浸した。潮風は荒く、それでいて波は穏やかだった。鳶が遊回して、餌をねだった。深呼吸をするような海のうねり、打ち上げられた灌木、空…

絡みほつれた紐をゆっくりほぐし、また結い直す。紐は意地悪をするようによく絡む。靴紐を結びながら考えた。何をおいても物事を難しく捉えてしまうのは、一度にすべてを解決させようと、全体を理解しているつもりで、その細部にある胆を抜いて考えてしまう…

特に大した目的がなくても、理想がなくても、きっかけがあればどこまでも転がっていくのかもしれない。今までこれがやりたいと本心で思ったことなんて、そんなにないけれど。はじめたことを途中で投げてしまったこともない。要領はよい方ではないので、人よ…

走るのが辛くならない一番の解決策はとにかく走ることだと思う。仕事が苦にならない改善策はいかに仕事をこなして場慣れすることだと思う。一見、誰にでも分かる明白な事実は、手に届きそうで簡単には手に入らない場所にある。真理とは目に見えて明らかであ…

道すがら、より暗い場所で月は輝いた。吐く息の白さを確認できるほどに。まばゆいネオンは目がくらみ、人が多いとそれに酔った。街には人工物が多く、遠く離れて触れられない月に魅せられるのだろう。誰のものでもない月を、誰かも見ているのだろうか。そう…

そんなに速くなくてもいい、ゆっくり前に歩を進める。思うような結果が出なくても、悲観せずに気持ちを前に進める。なにもしなくても時間は経つけど、なにもしないのは勿体ない。色んなことを考えて、気持ちがまとまらなくても走る過程でコレがいいと納得で…

二匹の猫は寄り添って眠る。お互いの毛づくろいをして、じゃれて廊下を駆ける。餌は必ずブチ猫が先に食べるが、もう一匹はじっと待つ。ブチ猫はふすまを開けられず、もう一匹は開けられる。ブチ猫が鳴くと、もう一匹は反対から器用に開ける。仲良きことは美…

話したいことを相手に話す人と話したいと思っても話せない人がいると思う。話したいことを話してわだかまりを消化できる人、話せなくて辛い人。口が上手くて如才なくやる人、口下手で伝えたいことを言葉に出来ず、立ち回れない人。話せないことが悪いことだ…

土曜の朝、河川敷を走り終え、クールダウンで歩いていると。知らないおじさんに半袖で寒くない、と聞かれ。いいえ寒くないですよ。そう答えると、私はすごく寒いです。コートを着たおじさんはそう答えると身震いしてみせた。よく分からないので、さっさと家…

仕事終わりに、音楽を聴きながら、風に吹かれ走るのが息抜きです。電車や車と違って自分の体をつかって走る。等身大のスピードで流れる景色が好きです。便利になり過ぎた世の中で、走るという原始的な行為が自分の中でバランスを取ってくれるのかもと思って…

自分を守る嘘ならためらいなくついた方がいい。その方がよいと判断したなら嘘でなくても本当のことは話さなくていい。自分が傷つく真実を他人の好奇心に差し出す必要はないと思う。本当のことは苦しいことが多い。どうしようもないことが真実なら尚更。そも…

夜に寝そべる三日月がゆっくり陰る。強い風で花が舞い、若葉はその風に耐えた。窓を打ちつける風の音で、冬を置き去りにして季節をまたぐ。 空気は湿度を帯び、日差しは眩しいほどに照らす。日々、流れていくモノを追いかける。置いていかれないように、取り…

好きということの本質について考えた。焼肉、寿司が好き。アイドルが好き。これは好みだと思う。日々、読書やトレーニングをするが。読書して知識を身につけるのが目的でも。トレーニングをして筋肉をつけるのが目的でもない。読書をするために読書をして、…

シェルパのような生き方。エベレストやヒマラヤの山を目指す時に観光客に旅の案内、荷物の運搬をして生計を立てるチベット民族。観光客が山の頂を目指すのに対し、彼らは生きて帰ることを遵守する。何ヶ月にも渡る長い旅で、彼らは安全の為に何日もかけて遠…

筋肉が肉体の象徴であるとするならば、肉体に宿る精神も精神に宿る肉体も総じて筋肉という並立概念として象徴である。と言い切ることができるのだろうか。筋肉という有機物の中に宿る精神というアンチテーゼが絶妙なバランスで絡み合って共存するならば。健…

智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。ああ、人の世は生きにくい。夏目漱石、草枕より。仕事をする上でいつも心に留めている漢字があります。和、どう言う風に話せば角が立たないか。人が仕事を頼みやすいか。卑屈でも尊大でもな…

ある日、電車で若い二十歳位の女の子二人の会話が聞こえて。好みの男性の話を大きな声でしていた。顔は神木隆之介君みたいで、背が高く、優しくて、面白くて、高収入の男性に限るよね。若い女の子の天井知らずの欲望に肝を冷やした。

帰宅時、エレベーターを待つ。モニターのカメラに父の頭が光っていた。手には出前寿司のチラシが、じっくり見ている。母がいつもどこで誰が見ているのか、分からないのだから、家に帰るまでは、気を引き締めていなさい。父の頭が教えてくれた。

いつもジムのロッカーで一緒になるおじさんが、ロッカーはジムの会員カードでロックして鍵をかけ使用するのですが、実は会員カードでなくスーパーのポイントカードやどんなカードでも鍵をかけることができ、そのおじさんに無理にロッカーに荷物を詰めると服…

家に帰ると、今朝がた家を出る時に箱に入っていた猫がまだ箱に入って寝ていた。僕が箱に入って食べて寝て過ごしていたら、ただのホームレスなのに。

友人に君はあまり怒らないよね。と言われたことがある。訓練を受けたセラピードッグはどんな状況でも噛みつかない。しかし、怒らないわけではない。怒っても噛みつかない。僕も訓練されたわけではないが、怒っても顔に出さないよう、相手に噛みつかないよう…