Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

陽が傾いて風は少しずつ秋を運んでいく。夏の終わりはやっぱり切なくて、その感傷は期待していたものを諦めたり、それが叶わなかったりするような湿り気を帯びている。そうやって大人になったはずなのに、その気持ちは夏の終わりには必ず訪れて、通り雨を待…

夜中にうなされて、泣きながら婿養子になる夢を見る。次男に話すと、安心しろもらってくれる所なんてないから、と冷笑される。 ​

たまたま閉店2分前のスーパーに入ると300円のから揚げが100円で売っていて購入する。よく見ると店内には外国人と思われる若者が多数でたたき売りの総菜を吟味していた。需要と供給のバランスだと勝手に納得して店を後にする。 ​

暗雲が立ちこめる空を見て急いで洗濯物を取り込むとバケツをひっくり返したような雨が降り、爆弾を落としたような轟音と共にカミナリが近くに落ちた。気がつくと空はいつもの晴れ間で、夏の空は色んな表情があると、雨で少しだけ涼しくなった空を猫と見上げ…

買い物のおまけについていたタンブラーをカバンに入れて中身をブチまけてしまう。水筒のたぐいだと思っていました。モノをよく知らないってなんだか悲しい。 ​

猫がトイレ中にいつも憂いを帯びた悲しい目をする。自分もトイレでそんな表情をしているのだろうか、見かけると脳裏をよぎる。 ​

トイレにある貼り紙についての考察一歩前へ精神的な意気込みなのか肉体的にただ前で用をたせと言っているのか考えてしまう。My only hope is in you.結婚式場のトイレ内にあった。いったいどんな気持ちで用をたせというのか。いつも綺麗につかって頂き あり…

日中、塩あめ持参で河川敷を走りましたが、度を超えた暑さに自分がなにをしているのか分からなくてなりました。能力を向上させるには負荷をかけるしかなくて、いつも自分の体に問いかけながら挑んでいます。結果として納得できる答えを出すために、限界の淵…

夕立に急いで洗濯物を取り込み、ほんのいとまに雨はやんだ。暑かろうと猫の毛を切りブラッシングをすると疎ましい目で見られる。夜になる前に吹く風はいくぶんか涼しくて、夏になると感じるセンチメンタルな気持ちは大人になっても変わらなくて。たまに自分…

プールにいい体の男がいるな、と思ったらお前だった。父にそう言われる。 ​

日々、体を鍛える。例えば、目標であるフィジカルを手に入れたとする。そこでトレーニングを止めるとアッと言う間にそこで手に入れた能力は低下する。なので維持するためにもトレーニングは続けなければならない。さらに強い負荷をかけてトレーニングをすれ…

あるラーメン屋でどんぶりの底に当たりのマークが出れば、ラーメン無料とあった。最後までスープを飲み干さないと確認できず、断念してしまう。せめてクジを引かせてほしいと思うのですが、もうそんなに若くはないので諦めてしまう。 ​

あるラーメン屋でラーメンを頼んだ方はセルフで白米を食べ放題とあった。後から入ってきた肉体労働者と思われる若者がラーメンを注文して、ラーメンが出される前に何もない大盛の白米を3杯食べていた。食欲が味覚を凌駕するのか、想像力が突出しているのか…

いちばん暑い8月のある日に、忘れられたような雨が降った。湿った地面にまだ熱をため込んで、その熱を風がどこかへ運んでいく。雨上がりの灰色の空は、太陽をすっかり隠しているけれども、誰も忘れはしないだろう特別な暑さをくれた夏。気温と共に思考能力は…

24時間ジムの入り口に監視カメラが設置されていた。会員以外の無断利用が多発している、とのこと。警備員、インストラクターの声かけを了承して下さい、と注意書きがあった。不正をして体を鍛える、そんな不純な気持ちでトレーニングに身が入るのかと考えて…

灼けるよう暑さ、皮膚の表面からつたう汗をぬぐい。なにも考えられない頭で、スケジュールを確認する。今日は何日の何曜日だったっけ。色んなことが曖昧になっている。猫たちはこの夏でいちばん快適な窓際のかどに横たわり、うずをまいてまどろんだ。白昼夢…

筋肉が肉体の象徴であるとするならば、肉体に宿る精神も精神に宿る肉体も総じて筋肉という並立概念として象徴である。と言い切ることができるのだろうか。筋肉という有機物の中に宿る精神というアンチテーゼが絶妙なバランスで絡み合って共存するならば。健…

冬をうまく思い出せない。空気に緊張感があり、夜が長く肌がひりひりするような冬という季節の概念を、冬という季節を体感する時にだけしか感じることができない。夏はいつでも思い出せるのに、何故だろう。本当に昼下がりの木漏れ日の射し込む窓際で、猫と…

僕らはなにに向かって、どこへ進んでゆくのだろうか。当たり前のことですが、世の中が変わっていく。モノやサービスによって生活が変わり、より快適に便利になっていく。もちろん悪いことではないと分かっているけれど、快適さと便利さに比例して人は幸せに…

世間はお盆休みで、長い休暇を取る人も多く。僕もその中の一人で、最近は子どもがカブトムシを取る姿なぞ、ついにお目にかかりませんが。僕は子どもの頃に少しかじった口で、森に分け入りケヤキの木に蜜を塗り、それを夜明けにカブトムシやクワガタがいない…

灼けるよう暑さ、皮膚の表面からつたう汗をぬぐい。なにも考えられない頭で、スケジュールを確認する。今日は何日の何曜日だったっけ。色んなことが曖昧になっている。猫たちはこの夏でいちばん快適な窓際のかどに横たわり、うずをまいてまどろんだ。白昼夢…

すごく冷めた人間だと思われてしまうかもしれないが、これをしていて楽しいと思うようなことがほとんどない。つまらないかとい聞かれると、そんなこともないのですが。逆に人がつまらないと感じてしまうようなことに対しては、それほど苦もなく淡々とこなす…

熱くまぶしい夏を待っているのに、この季節になると秋が恋しくて。そのくせ月が変わるとなると寂しくなって。夕日に別れを告げて、少しずつ大人になっていく。突然のスコールは誰かの涙を隠すのか。熱をため込んだアスファルトがラジエーターのように熱を放…

仕事帰りに雨に降られた。駅へと向かう途中、河川敷に架かる長い橋を遠くから眺めて、傘をさした人の流れが海クラゲの様に見えた。クラゲはそんなに速くは流れないが、傘から伸びた柄はきっと人間よりクラゲの方が痛いだろう。取り留めもないことをふと思っ…

雨上がりの暗い夜道を一人で帰路に着く、ある日のこと。昔、読んだ志賀直哉の暗夜行路とい小説を思い出した。主人公の時任謙作は父の妾の子として生をうける。そんな父を憎んでいたが、自分の妻がよそに男がいることを知り煩悶する。物語は妻の不義を受諾す…

ありがとう。職場の先輩に、ありがとう。は日本語で一番美しい言葉だから必ず感謝の気持ちがあった時は言うようにしている。と教えてもらいました。全ての事象にありがとう。という感謝の気持ちを持って生きる。そこに幸せがあるそうです。ありがとう。 ​

仕事、お金、時間にルーズな人は信用できないと昔から思うのですが、プライベートや友人にはある程度の精神的なルーズさ、ゆるさがあるといいなと思う。仕事帰りに張り詰めた風船のような人と、いつ破裂するかと気を揉みたくはないから。バカボンのパパみた…

雨はとうとう降り出した。夜と交ざった雲は暗く厚く、灼けたアスファルトに注がれた雨水は、湯気を出しながら蒸し返す。照りつく日差しと水分で向日葵の茎は驚くほど延びる。野球が抜群に上手い旧友に、プロ野球選手を本気で目指さなかったの。と聞くと、雨…

サラリーマンっぽい仕事を、さもサラリーマンらしく、サラリーマンらしさを追求しながら、時にサラリーマンとは何だろうと自問自答しながら、サラリーを稼ぐ日々です。 ​

美しいと感じることについて。異性を美しいと感じることは、生物的な本能らしい。産まれた時の赤ん坊の顔は、ほとんどシンメトリー(左右対称)で環境や遺伝により、そのバランスは変化していく。美しいと感じる人ほどシンメトリーな顔の造形で、それは環境…