Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

2019-01-01から1年間の記事一覧

僕の正しさなんて僕だけのもの。何気なく聴いていた歌の歌詞にあったフレーズ。本当にそう思う。人と話をする時に、人と自分の意見は違って当たり前だと思いながら話をするようにしている。正しい答えのようなものには興味はなくて、その時にあった答えでと…

夜明けと共に美しい朝焼けを見る。海を照らす光が海面を照らし、それが眩しかった。走り始めると、なるべく頭を空っぽにして、なにも考えずに走った。10キロ、20キロ段々と脚が重たくなってくる。道の半ばで友人が応援してくれた。胸が熱くなるのを抑えて、…

花の旬は短く、その一瞬に命は輝いた。土の中で眠り続ける種は誰に見守られる訳でもなく、その時をただ待っていた。芽が出た時に人の目に触れ、振り向きもされなかった若葉は、雨と太陽に愛でられ、すくすくと成長する。美しく咲き誇る花弁を見て、誰もが春…

マラソンの話。フルマラソンは自分にとって特別な距離です。10キロは気持ちよく走れます。20キロは少し頑張れば走れます。30キロは頑張ればなんとか走れます。42.195キロは無理をすれば走りきれます。幾度も気持ちが折れそうになり、痛みを飼いならし、よう…

フルマラソンにおいてタイムがすべての答えで、結果だと思う。決して短いとは言えない42.195キロという距離は誤魔化しがきかない。五体に備わった能力を、苦しさに耐えられる精神力を試される。結果に足が追いつくように、トレーニングをする。極限の状態を…

物を持つのがあまり好きではない、正確に言うと物を維持するのが煩わしい。車であれば、ガソリン、保険、駐車場など手のかかることが多すぎる。自転車でさえ面倒である。ただ時計のようにそれ一つで完成されているような物には魅力を感じる。ただ猫が物でな…

人に必要以上のことを求めなければ、必要以上に干渉もしない。節度とマナーをもって距離感を大切にする。人のことをどうこうしようと思わないし、どうこうされることもない。バランスを保ちながら、ほぼ同じペースで進んでいく。親切にしてもらったことは、…

歳を重ねることが悪いことなんて思わないし。祝福されるべく記念碑的な日であることに変わりはなく。おめでとうの意味に感謝の気持ちを添えて、ハッピーバースデイ。

一人暮らしをはじめた。会社に近く、実家もそんなに遠くない丁度よい距離で。家族で引っ越しをした。2tトラックを父の友人に借り、家族の人力で日曜にやった。暑い日で、トラックからマンションの居室へと何度も往復するたびに汗が額から滴り落ちた。猫はな…

涙のあとを掌でこすり 寄せては返す波の音をじっと聴く 抱き寄せられるほど近くにいるのに あの沖よりずっと遠いところにいて だから見つめ合っても言葉もなくて 潮の満ち引きが心を撫でて 旋回する鳥に帰る場所はあるのだろうか あの水平線のずっと向こうに…

それを最期だとも思わずに いつものように寄り添って 言葉のない瞳で見つめるだけで それがすべての答えで そんな素振りも見せないで 気が付けば遠くに行ってしまい ただ時たま近くに感じて 何処かと探してしまう サヨナラの続きを 待っているのかもしれない

眠い目を覚まして、まどろみの中で今はもういない猫の呼ぶ声が聞こえた気がした。小さなかすれるような声でエサを催促する、いつもの感じで。元気なもう一匹は日中、毛づくろいをしてもらおうと廊下や部屋を探しまわり、見つけられそうにないと分かると、箱…

雨上がりの空を見た。雲の動きが活発で風の流れを肌で感じた。湿った空気と乾きかけのアスファルト、無性に蒸し暑くて歩くと額に汗をかいた。カンカン照りの日中より、雨の中を走ることを選ぶ。体温が上がらなけば、雨の方がうんと走りやすい。雨とスライド…

空の青さになにを期待するのだろう。曇天の空に光が射すと、それがなにか意味のあることかもしれない、そう思えることがある。なにかのしるしとか象徴などではなく、これから起こることを予見するような前踏まれのような気がすることがある。夏を前に焦がれ…

その先になにがあるのか知りたくて、もう少しだけ頑張ろうと思う。頑張ったっていいことなんてない、そうかもしれないけれど。頑張らないといいことなんてないのだから。そう自分に言い聞かせる。目の前にない答えを探すなんて途方もないことこもしれないけ…

どうしようもないくらいの遠回りをしたと思い振り返るとそれがいちばんの近道だったと気が付いた。なんだかんだでその時に適した決断をしながら進んでいく。後悔をすることもあるけれど、考えるより走る方が性に合っている気がしてならない。走ることは肉体…

日差しのいくぶんか強くなった春の終わり。明け方にはまだ冷え込み、夜の湿度を少し帯びた風に吹かれながら走っていると体に熱がこもるのが分かる。ああ、もう外をめいっぱい走る季節ではなくなったのだと実感する。日中に走っているとたまらずコンビニで飲…

走ることについて語れるほどの立派なランナーではないのですが、突き詰めて考えるとシンプルなひとつの答えにたどり着いた。フルマラソンのタイムは走力、走る力のパラメーターでそのタイムが決まる。基礎体力、スピード、耐性、心肺能力、ランナーズエコノ…

あがいてもがいても もがいても 足りないところばかりが 目について 弱さの分だけ 強くなれたら どんなにいいだろうと 満たされない そう思う分だけ いつもより長く走る

冬は走るまでが億劫で、走りはじめると体には丁度良い。夏は走ろうと思えるが、走りはじめると途端に体に熱がこもりしんどくなる。最近になって感じるマラソンのジレンマです。

薪をくべるように丁寧に火をつけて、段々と大火になるように順序だてて燃やしていく。マラソンは準備がすべてのスポーツらしい。だからある段階の所まで準備が整っていれば、ある程度の結果はすでに決まっていて。だからこそ精神的にも肉体的にも火を燃やす…

そんなに走るのもはやくはないですが。はやくなるように考えて走っています。人の話を聞いたり、本を読んだりして、トレーニングを考えています。正しい答えかどうかは分かりませんが、取り組む時はそれがいちばんだと信じています。後からこうした方がいい…

走っている人に人は優しい。河川敷を走っていると見知らぬ人が、頑張って。そう、声をかけてくれる。大会でも寒い中、給水ポイント、スタート、ゴール地点で応援してくれる。頑張って。そう、声をかけてもらえると。まだ自分は頑張れる。そう思えてくる。ひ…

走っていると色々なことが分かる時がある。自分に非凡な才能はない。それは随分と早いうちに分かった答えの内の1つです。生まれながらの長距離ランナーでもなければ、高い身体能力、心配機能もない。1+1を3にするような爆発力もなければ、片手間で要領よく…

努力とか根性という言葉があまり好きではない。そういうモノがあると言われることもありますが、何かを我慢している気がするので、素直に嬉しいと受け入れられない。3回目のフルマラソンの大会に出場してきました。こつこつ積み重ねてきたものが数字となって…

走ることは実にシンプルな行為だと思う。体を駆使して前進する。ただそれだけのことです。だけど走り続けるのは難しい。走らなくてよい言い訳ならいくらでも用意できる。会社で疲れているから。朝が早いから、etc.走ることは大抵は苦しくて、どこまでも単純…

フルマラソンについて考えること。僕なりの言葉で説明すると、フルマラソンは完走するまで終わらない特別な苦しさがある。それはある種の呪いのようなものだと思っている。その呪いから解放されるのは完走するしかなく。その呪いに打ち克つ為に、いくつもの…

才能なんてそんなにないけれど。できるようになるまで、やればいいと思う。どんなに時間がかかったって構わないし。笑われようが、馬鹿にされようが、前に進めばいい思う。大事なことは、そんなに簡単に手に入らないし、簡単に手に入ったらつまらない。やる…

毎日のように走る。走らない時は走ることを考えていることが多い気がする。走ることは必然ではないけれど、必要なコトではある気がしてならない。一応は長距離ランナーなので、簡単には答えを求めない。虎視眈々と距離を潰していく。長い距離を走るにはそれ…

日がずいぶんと延びたコトに気が付いた。朝はまだ幾分か冷え込むが、コートを羽織るほどでもない。電車が空き始めたのは学校の春休みがあるからだと勝手に思っている。もう卒業したであろう学生がなんとも言えない表情で駅にたむろっている。サヨナラをする…