Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

2019-01-01から1年間の記事一覧

今でも胸が熱くなる。いつまでも小さい子どもみたいな優しくて、繊細な猫でした。晴れた日は日向で毛を干し、雨の日は雨の行方を目で追った。しっぽの動きで機嫌が分かったし、しっぽで返事をすることも多かった。抱き上げると嫌がるのに。たまに抱っこをね…

静かな雨の降る灰色の日曜。なにをする訳でもなく、コーヒーショップで傘を持って歩く人を窓から眺めた。雨と風はどことなく冷たく。吐く息はほのかに白く、ゆっくりと時間は過ぎた。雨はいつまでも止みそうになくて、コーヒーを飲みながら、亡くなってしま…

胸の奥にある心臓を悪意に差し出し 善意がそれを埋めた それから少しだけはやく歩けるようになった ​

得体の知れないしがらみに絡め取られ 出口のない迷路に ただ時間だけが経って 人を羨みそねみ そんな自分を軽蔑して また時間が経ち 不安を人のせいにして 光を探して 無為に生きた それでも時間が経つと あなたのいう言葉が解るようになって 輪郭が鮮明にな…

どんなゴールでも感動的なものです。目標に達してなくても、意味がないとは思わない。向き合った分だけ目標に近付けば、それは紛れもなく成長だと思う。試行錯誤の果てに自分なりの答えを見つける。悔しいとか、情けない。そう思える気持ちは尊いと思う。足…

ひとつの完結した場所で灰色の空を眺めた。風は冷たく、静かに雨は降った。虚無感を体現したような空は、優しくもないが、冷たくもなく。ただそこにあって、それだけでよかったような気がする。口から漏れた息が白く、夜の長い月はほのかにそれを照らした。…

あんなに苦しかったのに、素晴らしいと思えるのはなんででしょう。それは苦しいだけでなく、苦しい思いをしても最後まで走りきったからだと思います。苦しくて、辛くて、走ることを放棄したらどんなに楽だろうと思いました。自分が今どこでなにをしているの…

走ることの答えがもうそこにある。どんな結果でも受け入れられる準備はしてきました。誰かに強制されて走ったこともなければ、嫌だと思いながら走ることもありませんでした。苦しいコトもあったような気がしますが、また走ろうと翌朝には思えたので、そんな…

欠けたところを埋めようと、色々な角度から眺めたり、歯の詰め物のように理想の形をはめてみたりした。出すぎたり、足りなかったり、結局は上手くはいかなかった。ああでもない、こうでもないと思いながら人のことを羨んだり、卑屈になったりもした。それで…

日曜日、朝の早くにトレーニングをして、7時からやっているラーメン屋でチャーシュー麺を食べて、ごろごろする。こういうのってなんだか至福です。 ​

最近の悩みトレーニング後に食べるバナナが、仕事帰りのスーパーでいつも傷んでいる。ある大型スーパーで一房、20本以上で198円だったが、まだ買う勇気はない。24時間ジムになって一度は退会したバイのタイ人が帰ってきた。弟に、せいぜい尻の穴でもほぐして…

ああすればよかった。こうしたらよかった。そんな後悔をはさむ余地もない。あの状況、レース展開でこれ以上の走りはできないと断言できる。持てる力を出し惜しみせず、考えうる最高の戦略で最後まで走った。横隔膜がせり上がり、吐き気を感じた。疲れの限界…

なかなか寝付けずに朝を迎え、日の出る前に準備を始める。ゆっくり朝食を食べ、身仕度をする。こういう時にいつも不思議な感覚に陥る。今日の午後には結果が出ていて、それは変わらないはず。完全に束縛されていて限りなく自由である。そんな気持ちになる。…

レース前日、いい感じです。妙にそわそわして、それでいてリラックスしてます。体は若干の疲れがあり、それは良い意味でベストな状態だと知っています。いつも飢えていて、それを満たすコトができるのがレースだと最近は思います。水を飲むコトで満たされる…

走ることの答えがもうそこにある。どんな結果でも受け入れられる準備はしてきました。誰かに強制されて走ったこともなければ、嫌だと思いながら走ることもありませんでした。苦しいコトもあったような気がしますが、また走ろうと翌朝には思えたので、そんな…

早朝、コンビニで週刊誌を購入する時は電子マネーで済ますようにしている。平日の朝はレジが混むので現金より速く会計ができるので、そうしています。優しい人間にはほど遠いですが、迷惑をかけないように気を遣って生きていきたいと思っています。 ​

過去も未来も置き去りにして 走っている今がすべてだと 囚われず縛られず こうしていられることが自由だと 手に入れたわけでも 与えられたわけでもなく 巡ってきたのだと 手の届きそうな所に答えがある気がする ​

この風はどこから吹くのだろう ずっと前から知っているような 懐かしいのはなんでだろう 空を見ると気持ちが落ち着いて 雲がゆっくり移ろってゆく 雨が降ると窓越しの景色がなんだか悲しくて 夕焼け空に胸が締め付けられるような気がする 星が綺麗だと誰かも…

電車通勤について考えること。朝の通勤ラッシュの混みあった人ごみ。誰も得しない無益な時間だと思う。疲れるし、本すら読めない。痴漢を疑われないように気をつかう。駅構内のトイレは並ばないと使用できず、特に女性は大変だと思う。ただ時間は正確なので…

夜の隙間に体をうずめて 遠くの星を静かに見つめた 乾いた空にそれが綺麗で ふたりはどこへ向かうのか 言葉より強い気持ちで 大切なことを伝えたいと 瞳を見つめると なにも言えずに 笑ってしまった ​

資格の試験を受けるために某大学に行く。トイレで立ち小便をしながら参考書を片手に勉強するおじさんがいました。受験生の鑑だと思いました。 ​

近くにいるのに遠くに感じる 淋しくなるのはなんでだろう 手に触れられるほどに 息を感じられるほどに 胸が締めつけられるような 呼吸を忘れてしまうような 言葉より大切なことを伝えられる日が来るのだろうか その時あなたはなんて言うだろう ​

ねぇ彼女のことちゃんと見てる あなたが見てない間にずいぶん変わったのよ 綺麗になったと思わない いろんな経験をしてどんどん変わっていくのよ もちろんよい意味で 変わらないものなんてないんだから だからしっかり見ていてあげて そんなに時間もないかも…

強い人でも優しい人でもないけれど、一生懸命な人でありたいとは常日頃から思っている。働くことでも、走ることでも、その先に何があるということよりは、それに向き合っている時間が尊いと思えるようになった。それができるという健康である。と、いうこと…

何かが変わるわけでも 何処かへ辿り着くわけでもなく ひとつの通過点として 記念碑的なモノかもしれない その先に未来がある気がする 不安と高揚感が交錯して 妙にそわそわする ただそれはそんなに嫌いではなく それを嫌いだと思えないのは自信があるからだ…

仕事帰りのスーパーで、今の自分はどのアイスが食べたいのか。と考え込むが答えは出ずにいつも買っているアイスを買って家に帰る。自分のことだってこんなに分からないのに、人のことなんて分かるはずがない。そう納得しながら食後にアイスを食べる。 ​

何の予定もない土曜日。日の出る前に起きて取りあえず2時間ほど走る。家に帰って大盛りの朝ごはんを食べて、シャワーを浴びて私服に着替える。洗濯をして、布団を干してから図書館に行き、スーパーで買い物を済ませて昼にラーメンを食べる。家に帰って何をす…

ある女性に走るのは楽しいですか。と聞かれて、考えがまとまらなかった。走るのは苦しいし、ランナーズハイのようなモノも特にない。走り終わると、ああもう走らなくていいのだと思うだけです。でも、つまらないかと聞かれればそんなことはない。と即答でき…

どうやら僕は、日本人から見ると日本人に見えるのですが。アメリカ人から見るとアメリカ人に見えるらしい。道でヘイ、ボーイ。と巨漢の外国人に声をかけられギョッとする。 ​

あなたがなにかをしたとか そんなわけでもないことは分かっているけど その年頃の女の人って ちょっとの間で びっくりするくらい変わるからさ そういうことなんじゃないかな 上手く説明できないけれど ビールでも飲んで寝ればいいと思う ​