Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

風が吹けば倒れてしまいそうな弱い心を 負けないように折れないように 奥歯を食いしばりながら それでも日の当たる場所で青空が見たくて 雨上がりの虹を待っている

よく晴れた日曜日の午後 優しい風が思い出を連れてくる 人生の一場面を通り過ぎて行った美しい猫たち 気が付けば会わなくなった友人 会わなくなったというより会えなくなったのかもしれない 気が付けば朝にコーヒーを飲むようになり 人からそんなに怒られな…

トレーニングが趣味のようなモノで、自己研鑽ともっともらしい口実をつけて実務とは無関係の資格の勉強をした。試験から3ヶ月近く経って不合格の結果を知る。宙ぶらりんの状態より潔く結果を受け入れ、また勉強をやり直す。挑戦することが尊いことだと自らを…

コロナ禍でひとりの時間が明らかに増えた。夜の公園で縄跳びをしたり、観葉植物を育ててみたり。走ることは今も続けているが、ストレッチに時間をかけて、外を散歩するようにしている。ラジオを聴いて、割安のスーパーで買い物をする。寝具を買いかえて、部…

日中に働いて、日付の変わる前にベッドに横たわる。枕の位置を頭に合わせて、体に布団をかぶせる。目をつむりゆっくり呼吸をして考える、今日一日のコト。あの言葉は適切だったか、親切な振る舞いができたか。優しくないなぁ、もっとよい言葉をつかえばいい…

仕事をしていて。その時々、状況により、なにが正解かはどう考えても分からない時もあるけれども。なるべくなら正しいコトをしたいと思う。時と場合で正しさの質や量も変わっていくかもしれないけれど。まっすぐなやり方を追いかけたい。謙虚な気持ちで新し…

いくぶんか寒くなった冬の始まり、起き抜けにコーヒーを入れて眠気を覚ます。体の筋をまんべんなくほぐしランニング中に聞くプレイリストをチェックする。テーマに合わせたシューズを選び、GPS機能の付いたアプリでペースを計りながら、一歩ずつ駆け出す。街…

うずまき猫の見つけ方。日当たりのよく、風のない所を好む。箱も悪くないけど、布団や毛布の上が好き。人のひざはあまり落ち着かないので、たまにサービスでのる。たまにふがふが、寝言をいう。

僕の正しさなんて僕だけのもの。何気なく聴いていた歌の歌詞にあったフレーズ。本当にそう思う。人と話をする時に、人と自分の意見は違って当たり前だと思いながら話をするようにしている。正しい答えのようなものには興味はなくて、その時にあった答えでと…

夜明けと共に美しい朝焼けを見る。海を照らす光が海面を照らし、それが眩しかった。走り始めると、なるべく頭を空っぽにして、なにも考えずに走った。10キロ、20キロ段々と脚が重たくなってくる。道の半ばで友人が応援してくれた。胸が熱くなるのを抑えて、…

花の旬は短く、その一瞬に命は輝いた。土の中で眠り続ける種は誰に見守られる訳でもなく、その時をただ待っていた。芽が出た時に人の目に触れ、振り向きもされなかった若葉は、雨と太陽に愛でられ、すくすくと成長する。美しく咲き誇る花弁を見て、誰もが春…

マラソンの話。フルマラソンは自分にとって特別な距離です。10キロは気持ちよく走れます。20キロは少し頑張れば走れます。30キロは頑張ればなんとか走れます。42.195キロは無理をすれば走りきれます。幾度も気持ちが折れそうになり、痛みを飼いならし、よう…

フルマラソンにおいてタイムがすべての答えで、結果だと思う。決して短いとは言えない42.195キロという距離は誤魔化しがきかない。五体に備わった能力を、苦しさに耐えられる精神力を試される。結果に足が追いつくように、トレーニングをする。極限の状態を…

物を持つのがあまり好きではない、正確に言うと物を維持するのが煩わしい。車であれば、ガソリン、保険、駐車場など手のかかることが多すぎる。自転車でさえ面倒である。ただ時計のようにそれ一つで完成されているような物には魅力を感じる。ただ猫が物でな…

人に必要以上のことを求めなければ、必要以上に干渉もしない。節度とマナーをもって距離感を大切にする。人のことをどうこうしようと思わないし、どうこうされることもない。バランスを保ちながら、ほぼ同じペースで進んでいく。親切にしてもらったことは、…

歳を重ねることが悪いことなんて思わないし。祝福されるべく記念碑的な日であることに変わりはなく。おめでとうの意味に感謝の気持ちを添えて、ハッピーバースデイ。

一人暮らしをはじめた。会社に近く、実家もそんなに遠くない丁度よい距離で。家族で引っ越しをした。2tトラックを父の友人に借り、家族の人力で日曜にやった。暑い日で、トラックからマンションの居室へと何度も往復するたびに汗が額から滴り落ちた。猫はな…

涙のあとを掌でこすり 寄せては返す波の音をじっと聴く 抱き寄せられるほど近くにいるのに あの沖よりずっと遠いところにいて だから見つめ合っても言葉もなくて 潮の満ち引きが心を撫でて 旋回する鳥に帰る場所はあるのだろうか あの水平線のずっと向こうに…

それを最期だとも思わずに いつものように寄り添って 言葉のない瞳で見つめるだけで それがすべての答えで そんな素振りも見せないで 気が付けば遠くに行ってしまい ただ時たま近くに感じて 何処かと探してしまう サヨナラの続きを 待っているのかもしれない

眠い目を覚まして、まどろみの中で今はもういない猫の呼ぶ声が聞こえた気がした。小さなかすれるような声でエサを催促する、いつもの感じで。元気なもう一匹は日中、毛づくろいをしてもらおうと廊下や部屋を探しまわり、見つけられそうにないと分かると、箱…

雨上がりの空を見た。雲の動きが活発で風の流れを肌で感じた。湿った空気と乾きかけのアスファルト、無性に蒸し暑くて歩くと額に汗をかいた。カンカン照りの日中より、雨の中を走ることを選ぶ。体温が上がらなけば、雨の方がうんと走りやすい。雨とスライド…

空の青さになにを期待するのだろう。曇天の空に光が射すと、それがなにか意味のあることかもしれない、そう思えることがある。なにかのしるしとか象徴などではなく、これから起こることを予見するような前踏まれのような気がすることがある。夏を前に焦がれ…

その先になにがあるのか知りたくて、もう少しだけ頑張ろうと思う。頑張ったっていいことなんてない、そうかもしれないけれど。頑張らないといいことなんてないのだから。そう自分に言い聞かせる。目の前にない答えを探すなんて途方もないことこもしれないけ…

どうしようもないくらいの遠回りをしたと思い振り返るとそれがいちばんの近道だったと気が付いた。なんだかんだでその時に適した決断をしながら進んでいく。後悔をすることもあるけれど、考えるより走る方が性に合っている気がしてならない。走ることは肉体…

日差しのいくぶんか強くなった春の終わり。明け方にはまだ冷え込み、夜の湿度を少し帯びた風に吹かれながら走っていると体に熱がこもるのが分かる。ああ、もう外をめいっぱい走る季節ではなくなったのだと実感する。日中に走っているとたまらずコンビニで飲…

走ることについて語れるほどの立派なランナーではないのですが、突き詰めて考えるとシンプルなひとつの答えにたどり着いた。フルマラソンのタイムは走力、走る力のパラメーターでそのタイムが決まる。基礎体力、スピード、耐性、心肺能力、ランナーズエコノ…

あがいてもがいても もがいても 足りないところばかりが 目について 弱さの分だけ 強くなれたら どんなにいいだろうと 満たされない そう思う分だけ いつもより長く走る

冬は走るまでが億劫で、走りはじめると体には丁度良い。夏は走ろうと思えるが、走りはじめると途端に体に熱がこもりしんどくなる。最近になって感じるマラソンのジレンマです。

薪をくべるように丁寧に火をつけて、段々と大火になるように順序だてて燃やしていく。マラソンは準備がすべてのスポーツらしい。だからある段階の所まで準備が整っていれば、ある程度の結果はすでに決まっていて。だからこそ精神的にも肉体的にも火を燃やす…

そんなに走るのもはやくはないですが。はやくなるように考えて走っています。人の話を聞いたり、本を読んだりして、トレーニングを考えています。正しい答えかどうかは分かりませんが、取り組む時はそれがいちばんだと信じています。後からこうした方がいい…