Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

花の旬は短く、その一瞬に命は輝いた。土の中で眠り続ける種は誰に見守られる訳でもなく、その時をただ待っていた。芽が出た時に人の目に触れ、振り向きもされなかった若葉は、雨と太陽に愛でられ、すくすくと成長する。美しく咲き誇る花弁を見て、誰もが春の到来を知る。季節を彩る花に想いを寄せて、花に寄り添い気持ちを馳せる。その花の名前をまだ誰も知らない。