Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

走っている人に人は優しい。河川敷を走っていると見知らぬ人が、頑張って。そう、声をかけてくれる。大会でも寒い中、給水ポイント、スタート、ゴール地点で応援してくれる。頑張って。そう、声をかけてもらえると。まだ自分は頑張れる。そう思えてくる。ひ…

走っていると色々なことが分かる時がある。自分に非凡な才能はない。それは随分と早いうちに分かった答えの内の1つです。生まれながらの長距離ランナーでもなければ、高い身体能力、心配機能もない。1+1を3にするような爆発力もなければ、片手間で要領よく…

努力とか根性という言葉があまり好きではない。そういうモノがあると言われることもありますが、何かを我慢している気がするので、素直に嬉しいと受け入れられない。3回目のフルマラソンの大会に出場してきました。こつこつ積み重ねてきたものが数字となって…

走ることは実にシンプルな行為だと思う。体を駆使して前進する。ただそれだけのことです。だけど走り続けるのは難しい。走らなくてよい言い訳ならいくらでも用意できる。会社で疲れているから。朝が早いから、etc.走ることは大抵は苦しくて、どこまでも単純…

フルマラソンについて考えること。僕なりの言葉で説明すると、フルマラソンは完走するまで終わらない特別な苦しさがある。それはある種の呪いのようなものだと思っている。その呪いから解放されるのは完走するしかなく。その呪いに打ち克つ為に、いくつもの…

才能なんてそんなにないけれど。できるようになるまで、やればいいと思う。どんなに時間がかかったって構わないし。笑われようが、馬鹿にされようが、前に進めばいい思う。大事なことは、そんなに簡単に手に入らないし、簡単に手に入ったらつまらない。やる…

毎日のように走る。走らない時は走ることを考えていることが多い気がする。走ることは必然ではないけれど、必要なコトではある気がしてならない。一応は長距離ランナーなので、簡単には答えを求めない。虎視眈々と距離を潰していく。長い距離を走るにはそれ…

日がずいぶんと延びたコトに気が付いた。朝はまだ幾分か冷え込むが、コートを羽織るほどでもない。電車が空き始めたのは学校の春休みがあるからだと勝手に思っている。もう卒業したであろう学生がなんとも言えない表情で駅にたむろっている。サヨナラをする…

今でも胸が熱くなる。いつまでも小さい子どもみたいな優しくて、繊細な猫でした。晴れた日は日向で毛を干し、雨の日は雨の行方を目で追った。しっぽの動きで機嫌が分かったし、しっぽで返事をすることも多かった。抱き上げると嫌がるのに。たまに抱っこをね…

静かな雨の降る灰色の日曜。なにをする訳でもなく、コーヒーショップで傘を持って歩く人を窓から眺めた。雨と風はどことなく冷たく。吐く息はほのかに白く、ゆっくりと時間は過ぎた。雨はいつまでも止みそうになくて、コーヒーを飲みながら、亡くなってしま…

胸の奥にある心臓を悪意に差し出し 善意がそれを埋めた それから少しだけはやく歩けるようになった ​

得体の知れないしがらみに絡め取られ 出口のない迷路に ただ時間だけが経って 人を羨みそねみ そんな自分を軽蔑して また時間が経ち 不安を人のせいにして 光を探して 無為に生きた それでも時間が経つと あなたのいう言葉が解るようになって 輪郭が鮮明にな…

どんなゴールでも感動的なものです。目標に達してなくても、意味がないとは思わない。向き合った分だけ目標に近付けば、それは紛れもなく成長だと思う。試行錯誤の果てに自分なりの答えを見つける。悔しいとか、情けない。そう思える気持ちは尊いと思う。足…

ひとつの完結した場所で灰色の空を眺めた。風は冷たく、静かに雨は降った。虚無感を体現したような空は、優しくもないが、冷たくもなく。ただそこにあって、それだけでよかったような気がする。口から漏れた息が白く、夜の長い月はほのかにそれを照らした。…

あんなに苦しかったのに、素晴らしいと思えるのはなんででしょう。それは苦しいだけでなく、苦しい思いをしても最後まで走りきったからだと思います。苦しくて、辛くて、走ることを放棄したらどんなに楽だろうと思いました。自分が今どこでなにをしているの…

走ることの答えがもうそこにある。どんな結果でも受け入れられる準備はしてきました。誰かに強制されて走ったこともなければ、嫌だと思いながら走ることもありませんでした。苦しいコトもあったような気がしますが、また走ろうと翌朝には思えたので、そんな…

欠けたところを埋めようと、色々な角度から眺めたり、歯の詰め物のように理想の形をはめてみたりした。出すぎたり、足りなかったり、結局は上手くはいかなかった。ああでもない、こうでもないと思いながら人のことを羨んだり、卑屈になったりもした。それで…

日曜日、朝の早くにトレーニングをして、7時からやっているラーメン屋でチャーシュー麺を食べて、ごろごろする。こういうのってなんだか至福です。 ​

最近の悩みトレーニング後に食べるバナナが、仕事帰りのスーパーでいつも傷んでいる。ある大型スーパーで一房、20本以上で198円だったが、まだ買う勇気はない。24時間ジムになって一度は退会したバイのタイ人が帰ってきた。弟に、せいぜい尻の穴でもほぐして…

ああすればよかった。こうしたらよかった。そんな後悔をはさむ余地もない。あの状況、レース展開でこれ以上の走りはできないと断言できる。持てる力を出し惜しみせず、考えうる最高の戦略で最後まで走った。横隔膜がせり上がり、吐き気を感じた。疲れの限界…

なかなか寝付けずに朝を迎え、日の出る前に準備を始める。ゆっくり朝食を食べ、身仕度をする。こういう時にいつも不思議な感覚に陥る。今日の午後には結果が出ていて、それは変わらないはず。完全に束縛されていて限りなく自由である。そんな気持ちになる。…

レース前日、いい感じです。妙にそわそわして、それでいてリラックスしてます。体は若干の疲れがあり、それは良い意味でベストな状態だと知っています。いつも飢えていて、それを満たすコトができるのがレースだと最近は思います。水を飲むコトで満たされる…

走ることの答えがもうそこにある。どんな結果でも受け入れられる準備はしてきました。誰かに強制されて走ったこともなければ、嫌だと思いながら走ることもありませんでした。苦しいコトもあったような気がしますが、また走ろうと翌朝には思えたので、そんな…

早朝、コンビニで週刊誌を購入する時は電子マネーで済ますようにしている。平日の朝はレジが混むので現金より速く会計ができるので、そうしています。優しい人間にはほど遠いですが、迷惑をかけないように気を遣って生きていきたいと思っています。 ​

過去も未来も置き去りにして 走っている今がすべてだと 囚われず縛られず こうしていられることが自由だと 手に入れたわけでも 与えられたわけでもなく 巡ってきたのだと 手の届きそうな所に答えがある気がする ​

この風はどこから吹くのだろう ずっと前から知っているような 懐かしいのはなんでだろう 空を見ると気持ちが落ち着いて 雲がゆっくり移ろってゆく 雨が降ると窓越しの景色がなんだか悲しくて 夕焼け空に胸が締め付けられるような気がする 星が綺麗だと誰かも…

電車通勤について考えること。朝の通勤ラッシュの混みあった人ごみ。誰も得しない無益な時間だと思う。疲れるし、本すら読めない。痴漢を疑われないように気をつかう。駅構内のトイレは並ばないと使用できず、特に女性は大変だと思う。ただ時間は正確なので…

夜の隙間に体をうずめて 遠くの星を静かに見つめた 乾いた空にそれが綺麗で ふたりはどこへ向かうのか 言葉より強い気持ちで 大切なことを伝えたいと 瞳を見つめると なにも言えずに 笑ってしまった ​

資格の試験を受けるために某大学に行く。トイレで立ち小便をしながら参考書を片手に勉強するおじさんがいました。受験生の鑑だと思いました。 ​

近くにいるのに遠くに感じる 淋しくなるのはなんでだろう 手に触れられるほどに 息を感じられるほどに 胸が締めつけられるような 呼吸を忘れてしまうような 言葉より大切なことを伝えられる日が来るのだろうか その時あなたはなんて言うだろう ​