Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 雨上がりの暗い夜道を一人で帰路に着く、ある日のこと。昔、読んだ志賀直哉の暗夜行路とい小説を思い出した。主人公の時任謙作は父の妾の子として生をうける。そんな父を憎んでいたが、自分の妻がよそに男がいることを知り煩悶する。物語は妻の不義を受諾する所で終焉するが、彼はどんな風景を見ていたのだろうか。