Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 肌を灼くような強い日差しを受け、海へと向かう道なりに歩いた。海面を日が照らし、子どもは波の寄せるところに素足を浸した。潮風は荒く、それでいて波は穏やかだった。鳶が遊回して、餌をねだった。深呼吸をするような海のうねり、打ち上げられた灌木、空と海の青さにどんな違いがあるだろう。水平線の向こうに答えがあるのだろうか。雲をつかむような話だと知りながら、いつもそう思う。