Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 漂う雲の少し上に、白い陽は大きく、柔らかく輝いた。海面はその陽をうけて一筋の道をつくり、海を照らした。人はただ海を見て、海は人を抱きしめているかのように静かで優しかった。海のその優しさは、癒しと共にどうしようもなく悲しい気持ちにさせる。どうしてこんなに悲しいのだろう。海は何も語らず、深呼吸をするようなうねりは、絶えず繰り返し。時が経つのを忘れて、それを眺めていた。