2018-12-20 ■ 友達の住職が、こんなことを言っていた。自分では、自分のことは分からないものだよ。一言でまとめると、近すぎる。からなんだ。僕も確かにそう思う。自分で自分のことを分かろうとしても主観でしか見れない。自分という固有名詞である顔でさえ、鏡越しにしか見ることができない。器量や性格だって社会という他者を通した方が正しい評価ができるだろう。自分には主観という色眼鏡をかけ、他者という客観には棘があると感じるのだから。他人には厳しく、自分には甘い人が多いのだろう。