Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 風の流れにあわせた薄い雲の奥に月が煌々と輝いている。深い夜の空に黄金の月があった。月はどこにいても条件さえ揃えば見ることができて、違う場所にいながら共通の認識として確かめあうことができる。遠く離れて側にいる。目に見えもせず、触れることもできない言葉よりも、より強固な意志の形なのかもしれない。言葉よりも直接的で分かりやすい。目に映るものを感じるのは感性で。言葉にすると、どうしてこう拙く足りないのだろう。感じたことを言葉にするとなんだか空々しくて、月はそれを笑うだろうか。