Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

どうにも上手くいかなくて
何をやってもやぶへびで
歩くほど足下をすくわれ
慰めの言葉が逆に惨めで
なかなか季節が巡らず
置き去りにされた冬は寒く
春はまだ遠い
凪いだ海のように
潮騒は静かで悲しい
誰かが言った
時間を味方につけろ
その時が来るまでどうやら
瞳に映る海は悲しい色だろう

解説

 僕もそんなに長く生きてはいないので、人生は語れませんが。生きているうちに真っ直ぐ前に進み続ける人はそういないと思います。どこかでつまずいたり、にっちもさっちもいかなくなることはあると思います。そういう時に時間はとても大切な役割りを果たします。好きだった人を忘れたり、亡くなった人の穴を埋めてくれたりします。その時は本当に辛く、その感情に支配されても、やがて時が経つと気付かぬうちに癒されます。いかに時間を味方につけるかは、生きているうちに直面する受難を切り抜ける鍵だと思っています。