Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 花火が瞬くような時の中で命は輝いて、終わった向日葵が種の重さで下を向いていた。今年の夏は特に暑かったから、芽が出て花が咲いて、それが終わるまで、花は花らしく潔く散っていった。最後に残った種は生をまっとうした生きた証で、またその花を見て夏が来たと思うのだろう。満足そうにうなだれた花の名残は、そっと次の季節を教えてくれている気がしてならない。