Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

​ 花が好きで、散歩の目的は花を見ることもあった。ある夏の朝、炎天下の中で萎れた向日葵が、夕方に通り過ぎると背筋を伸ばし、誰かが水をやったのだろう。それに安心したのと同時に気持ちが救われた自分がいた。花の旬は短く、だからこそ愛おしく。切なく思うこともあれば、また違う花に気移りしては同じように気持ちを馳せた。花のような潔い生き方は、到底できないのは分かっているので。花にして花にあらずとは、違った意味で自分のことだと思っている。