Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 深く沈むように眠る。さほど透明ではない誰もいない沖を思い浮かべ、白波の泡に囲まれ身体は動かないが、苦しくはない。そこで目をつむり、子どもの頃に遊んだ猫の仕草を思う。ヒゲを引っ張って引っかかれたこと、しっぽで遊んでくれたこと、かつお節が大好きだったこと、もう会えないことは悲しいけど、夢の中で会えたら。そういえば猫もいつも眠っていたっけ。いつも幸せそうな顔で、小さいいびきをかいていた。