Shape of my word

日々の生活で感じたこと、思ったこと、考えたこと、を言葉にします

 ふと考える。口は一つ、手は二つ。本当に大切な人に誠実にする為には、何かを切り捨てなければならない。時間は有限で、体は一つしかない。密に接するには、あまりに足りない。限りなく不自由で、儚い。想い出ばかりが美しく、今いる人をないがしろにしてはいないか。大切にされているのに、それを当たり前だとは思ってはいないか。人の役に立ちたい、そう考えるのは。社会貢献などという、たいそうなものではなく、人に大切にされたいという我欲が多いにある。いなくなってしまった人をもっと大切にすればよかった。そう思いながら大人になって、もうずいぶんと経つ。